今回は前回の「呼吸」について引き続きお話させていただきます。
私たちひとは食事をせずに水だけで数日は生きられますが、
呼吸を止めてしまうと、酸素をカラダに摂りこめなくなり、
数分の内にカラダをに動まともすことが出来なくなります。
そのため命を守る(生命維持)のために、
無意識のうちにも呼吸はされています。
当たり前ですが、生きていくためにやっぱり呼吸は大切ですね!
ついつい無意識でも呼吸をしてしまっていて、
呼吸を整えることがおろそかになってしまいがちですが、
どうせ呼吸するなら気持ち良く呼吸したいですよね!
その呼吸をしている呼吸筋の一つは「横隔膜」です。
横隔膜は胸の肋骨というところ(胸部を覆っている骨)の底を膜として覆っています。
膜と呼ばれていますが、筋肉ですので、のびて、そして縮みます。
リラックスしているときはお茶碗をひっくり返したような形をしています。
ちぢむ(収縮)と、ひっくり返したお茶碗上の横隔膜の天井が下に下がります。
ゆるむと(弛緩)と、伸びて天井が上に戻ります。
だから肺の中の空気は、肺の下にある横隔膜のはたらきにより、
自然と押し出されて息を吐く仕組みになっています。
ちなみに肩や胸、肩回りの筋肉も呼吸をサポートしています。
その筋肉たちが使い過ぎて凝ったりすると横隔膜のうごきに制限がかかり、
呼吸しづらくなりますので、凝らないようにすることが大切ですね!
この時期は寒く、カラダが冷え、筋肉もかたくなってくるので、
カラダを冷やさないようにするためにマフラーやネックウォーマー、
保温性のあるウェア等で工夫すると良いですね!
今日はここまで。